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第1回目 抗ヒスタミン剤   鼻づまりと薬

「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」。市販の鼻炎用内服薬や総合感冒薬のパッケージに書かれている効能です。鼻の症状と言えば、一般的に抗ヒスタミン薬と言われています。しかしながら残念なことに「鼻づまり」にはほとんど効果は期待できません。

 

アレルギー性鼻炎のくしゃみは、アレルギー性反応により分泌されたヒスタミンが、鼻粘膜の知覚神経を刺激して起こると言われています。

 

この刺激は、副交感神経にも伝わり興奮させるため、鼻水の症状も見られるようになります。一方鼻づまりは、その後にかなり遅れて出てくる症状になります。

 

抗ヒスタミン薬は抗コリン作用※1も併せ持ち、くしゃみ、鼻水によく効きます。しかし鼻づまりに対しては、一緒に配合されている別のお薬が(メチルエフェドリン※2など)効いているのです。

 

そして抗ヒスタミン薬をご利用の際には、乗り物酔い予防薬や、抗アレルギー薬、胃痛を和らげる成分を配合をした胃腸薬との併用にはくれぐれもご注意ください。

 

※1 抗コリン作用: 、副交感神経の化学伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑制する作用です。抗ヒスタミン剤による抗コリン作用としては、乗り物酔いに効果を示す理由であるとされていますが、副作用としての口渇や排尿障害が起こる可能性があると言われています。

※2 メチルエフェドリン:抗アレルギー作用があり、 副作用として、ねむけ、不眠、口の渇き、胃の不快感などがあります。

 

監修:精美堂薬局 管理薬剤師 野口

 

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